自然治癒力について・・・
こんにちは。シンジです。
今日は「自然治癒力」について紹介したいと思います。
皆さん、聞いたことありますか?
簡単に言うと『自分の意志とは関係なく、体を回復させる力』のことです。
この自然治癒力は、どんな動物にも備わっているので、もちろん人にも備わっています。
自然治癒力が正常に機能していれば、自然と体が回復しますので、疲労感などは残らないような体になります。
この自然治癒力は大きく3つに分類できます。
①自己防衛機能
②自己再生機能
③恒常性機能
①自己防衛機能
言い方を変えると”免疫力”です。
体内に菌やウイルスが侵入してくると、白血球の働きを活発にし、菌やウイルスを撃退する機能です。
自己防衛機能が正常に機能しないと、風邪を引いたりするわけです。
②自己再生機能
これは損傷した組織を再生する機能です。
膝を擦りむいたりすると、数日後かさぶたとなり、皮膚が再生しますよね。
これが自己再生機能です。
自己再生機能が正常に機能しないと、傷がいつまでも治らず、そこから菌が侵入し、
皮膚病や感染症にかかることになります。
③恒常性機能
恒常性とは、「一定に保つ」ことを意味します。
心拍数、呼吸数、酸素量、血流量、水分量など個人差は若干あるものの、その人の最適値は決まっています。
100Mダッシュをすると、息がゼーゼー上がりますよね?
これはダッシュすることで、体内の酸素量が激減します。すると恒常性機能が発揮され、体内に酸素を取り入れる必要があるため、息を上げていつもより酸素を多く取り入れています。
体内を常に一定に保とうとする機能が働くということです。
もし恒常性機能が正常に機能しないと、上記の例で言えば、酸素量がいつまでも低いままで低酸素症などを引き起こす可能性があります。
恒常性機能が正常に機能していないと、様々な症状を引き起こします。
上記のように自然治癒力(3つの機能)が正常に保つことが、健康を保つ秘訣でもあります。
最近風邪を引きやすい・・・
傷の治りが遅くなった・・・
何もしていないのにいつもより脈拍が早い(遅い)・・・などなど
このようなことが頻繁に起こるようになると自然治癒力の低下が疑われます。。