カイロプラクティックの不思議な歴史
こんにちは。シンジです。
皆さんは”カイロプラクティック”という技術を聞いたことがあるでしょうか?
マッサージと同じように徒手療法の一つで、体の不調を改善するための技術です。
私が行っている整体技術も、このカイロプラクティックが基礎になっているのですが、
「マッサージと何が違うの?」という方が意外と多くいらっしゃいます。
今回はカイロプラクティックとはどういうものなのかを説明していきたいと思います。
カイロプラクティックは、「体の不調=骨格の歪みが原因」という考え方の下で行われます。
それに対してマッサージは「体の不調=筋肉の緊張が原因」という考え方です。
体の不調の原因となるものの考え方がそもそも違うというわけです。
カイロプラクティックの技術はアメリカで開発されたと言われています。
1895年、当時磁器療法家だったD・D・パーマーという人物が第一人者として知られています。
彼が働いていたビルの清掃員だったハーベイ・リラードは数十年、難聴に悩まされていました。難聴になる直前に、背中が崩れるような感覚があったといいます。
それを聞いたD・D・パーマーは、おもむろに背中を触りだしました。
すると本来真っすぐであるはずの背骨の一部が、後ろ側に飛び出している部分を発見しました。
『これが原因なのではないか・・』と考えたD・D・パーマーは、リラードをベッドに寝かせ、飛び出している背骨を元に戻るように押し込みました。
するとボキッと音が鳴り、骨が元に戻りました。
すると不思議なことに数十年悩んでいたリラードの耳が聞こえるようになったそうです。
この体験をもとに、D・D・パーマーは「体の不調は、骨格の歪みからくるのではないか?」と考えるようになり、研究を重ね、カイロプラクティック療法を発展させていきました。
日本では発展途上といった感じですが、アメリカではカイロプラクティック療法は非常に進んでおり、カイロプラクター(カイロプラクティックを行う人)の中には、医者と同等の資格を持つ人もいます。
マッサージに通ってもなかなか改善しない・・
もしかすると、その体の不調は骨格の歪みからきているかもしれません。